食べ物の好き嫌いが激しい犬の対処法
愛犬の好き嫌いが激しくて悩んでいませんか?ごはんを食べてくれないのはなぜでしょか?愛犬の好き嫌いに悩んでいる飼い主さんに正しい対処法をご紹介します。
愛犬の好き嫌いが激しい!!与えたごはんを食べてもらう方法は?
愛犬の好き嫌いが激しくて悩んでいる人は多いようです。なぜ、与えたごはんを食べてくれないのでしょうか?
好き嫌いをする犬には、共通の原因があるものです。そして好き嫌いに対処する方法も確かにあります。
今回は食べ物の好き嫌いが激しい犬の対処法3つをご紹介しますね。
ごはんに制限時間を定める
食事の時間をダラダラとしたものにしていませんか?しっかりと制限時間を設けるなら、メリハリを与えて好き嫌いを改善することが出来ます。
好き嫌いするのはなぜ?
愛犬が好き嫌いをするのは、ごはんをいつでも食べることが出来るからでしょう。食事の時間に食べ終えなくても、おなかが空いたなら与えてくれると思っているのです。飼い犬の生活に慣れてしまった典型的なタイプです。
野生の犬は好き嫌いがありません。それは命に係わりますからね。野生の犬ほどではなくとも、出されたごはんにありがたみを感じて欲しいですよね。
ごはんに制限時間を定める方法
食事に制限時間を設けるなら、犬はごはんをありがたく感じるようになるはずです。
ごはんの時間は20分だけと決めましょう。20分経ってごはんが残っていたとしても、フードボウルは下げてしまいます。
次のごはんの時間にも同様の方法を取ります。
数回繰り返すと、犬は十分にごはんを食べれていないので、空腹状態になります。この段階でも、制限時間は守りましょう。本当にお腹が空いたなら、制限時間内にごはんを食べてくるはずです。
これを繰り返すなら、犬の好き嫌いは治るはずです。かわいそうだと思わずに続けるようにしましょう。
間食を一切与えない
上記の方法と同時に、間食を与えないことも大切です。
好き嫌いするのはなぜ?
犬が好き嫌いをするのは、出されたごはんを食べなくても、「ほかに食べるものがある」と感じているからです。ご褒美やおやつで嗜好性の高いものを与えていませんか?たくさん与えているなら、それが犬の好き嫌いを増長させるのです。
間食を一切与えない方法
間食を一切与えない方法は簡単です。愛犬がどんなに要求してきても間食を与えないようにするだけです。
愛犬の好き嫌いを改善するためにごはんに制限時間を設けていると、おなかが空いてきます。最初のうちは、いつものごはんではなく、その他のものでおなかを満たそうとするでしょう。きっと愛犬はおやつを要求したり、人間の食べ物を食べようとしたりするでしょう。
そんな時こそ、愛犬には何も与えてはいけません。しばらく続けるなら、愛犬は空腹を満たすためには、好き嫌いしていられないことを悟るでしょう。
ドッグフードの種類を徐々に変更する
ウェットフードをずっと食べてきた犬は、ドライフードを与えても食べようとしないかもしれません。ドライフードは価格が低く、栄養バランスが高いのでおすすめです。新しい食事を食べてもらうためには、徐々に変更する方法が効果的です。
好き嫌いするのはなぜ?
犬が好き嫌いするのは、より嗜好性の高い食事に慣れているからです。また嗜好性は関係なくとも、以前の食事に慣れてしまっていることが原因でしょう。新しい食感や味に対応しきれていないのですね。
新しくドッグフードの種類を変えると「前のごはんが食べたいよ!!」と新しいものを食べてくれなくなるのです。
ドッグフードを徐々に変更する理由
新しいドッグフードを変えたい場合は、徐々に変更するようにしましょう。
最初は、以前の与えていたドッグフードに、新しいドッグフードを加えるようにしましょう。それを食べてくれるなら、徐々に新しいドッグフードの割合を増やすことが出来きます。1か月ほどかけて徐々に移行するなら、愛犬も違和感なく食べてくれるようになるはずです。
ウェットフードからドライフードに変更する場合は、ウエットフードにぬるま湯でふやかしたドライフードを加えましょう。ふやかしたドライフードを食べるようになったなら、次はふやかしていないドライフードを混ぜていきます。
急な好き嫌いにはご注意を!!
「今まで好んで食べていたものを食べなくなった」「突然、好き嫌いするようになった」
このように感じるなら、少し注意が必要です。愛犬の身体の不調によって好みが変わった可能性があります。動物病院で診断してもらうことをおすすめします。
好き嫌いがなければ健康でいられます!!
好き嫌いの理由と改善方法をご紹介出来ました。
愛犬の好き嫌いを改善するには忍耐が必要ですね。それでも、粘り強く対処してあげるなら、どんなものでも美味しく食べてくれるようになるでしょう。
愛犬の健康にも繋がることですから、是非チャレンジしてくださいね!!