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子犬の食事を与える上で必要なこと4選 | ドッグ・ワン

子犬の食事を与える上で必要なこと4選

我が家に子犬を迎え入れたいと思うときには、どんなふうにお世話していったらよいのだろうかと不安や悩みを抱えることが多いものです。特に毎日の食事には気を配りたいものですが、愛犬にあった食事を与えるために必要な知識はいろいろとあるものです。食事は体の成長に大きく影響を与えるので大切ですよね。

子犬といっても犬種によって体の大きさも違いますので、量も異なっていくでしょう。それでは犬種や月齢によって回数や分量はどのようにすればよいのでしょうか。

1.子犬の食事を与える上で必要なこと

子犬に与える食事は体が小さいため気を配る必要があるでしょう。子犬用の総合栄養食と書かれているドックフードを選ぶなら、バランスよく栄養を取ることにつながるでしょう。肉や魚は犬にとって消化・吸収しやすく理想の食材と言えます。逆に穀物は食べられますが消化・吸収を苦手とします。消化器官が未発達の時期に穀物の割合が多いドックフードを食べさせると、穀物アレルギーを八書するリスクがあがります、

栄養価が高いだけでなく、しっかりと消化・吸収できるかどうかにも気を配り、ドックフードを選ぶことができるでしょう。ほかにも子犬の食事において気をつけたいどのようなことがあるでしょうか。

2.子犬に与える食事の回数

食事だから1日3食でいいのかというと人間の赤ちゃんもミルクの回数や量が少しずつ変化していくように、子犬の食事の回数は月齢やそれぞれの犬種ごとの成長過程が異なるので、かなり違いがあります。子犬のお腹はデリケートですので、一度に多量の食事を紹介することができません。急に内容や時間、回数などを変えると体調を崩してしまうこともあるでしょう。

まずは、育てている子犬の犬種の成長過程については、繁殖者やペットショップによく聞くほかにインターネットや本でも調べて情報を得ておくことができるでしょう。子犬を譲り受けたら、今までの食事内容、ドックフードの種類、回数や時間などの説明どおりに、しばらく行なって管理していくようにおすすめします。子犬が安心できるように大きな変化を避けることが大切です。

定期的に子犬の体重が順調に増加しているかどうかを確認しましょう。かかりつけの獣医さんには愛犬の健康管理の相談をするなら安心して成長を見守ることができるでしょう。順調な成長過程であれば、1歳までの間は食事の1回の分量を少しずつ増やし、反対に与える回数は少しずつ減らしていくことができるでしょう。

生後2ヵ月から3か月までの幼犬は1日3~5回、生後4カ月から6か月までは少なくとも1日3~4回、生後6か月以降は少なくとも1日3回の食事を用意しましょう。1歳以降になると、1日2回程度が適当と考えられるでしょう。大型犬の子犬は、1日の食事回数をなるべく多くし、分量を少なくすると消化にも負担がかからず、骨格の発育上の負担が軽くなるでしょう。

3.子犬に1回に与える食事量の目安

ドックフードのパッケージには、子犬の体重や月齢、犬種別に適切な分量の目安が書かれていますので、基本的には1日分を給与回数に分けて与えるようにしましょう。分からないことがあるならば、かかりつけの獣医さんに確認しておくなら安心でしょう。

なお、子犬の頃からダイエットをしたり、無理に体を小さくさせようとして食事の量を減らしたりすることは、子犬の健全な成長を大きく損ねてしまうため、食事制限はしてはいけません。成長期には、健康な体を作ることが最も重要ですから、バランスの取れたドックフードを主に与えましょう。子犬は消化器官が未発達なので、消化によくエネルギーになりやすいものを選んであげましょう。

1回に与える食事量は、その犬の成長に必要な1日当たりの量を与える回数に分けたものですから、1日に必要な分量がドライフード60gの場合には、4回に分けて与える際は1回分が15gになります。きちんと量ってくださいね。1回分が食べきれない時には、食事の回数を増やし1回の量を減らして食べきれるようにしてあげましょう。

超小型犬や小型犬は特に子犬の時期に空腹による低血糖症を引き起こしやすいので、一度に大量に与えるのではなく数回に分けて少量ずつ与える必要があります。それぞれにあった仕方で食事の量と回数を決めていくようにしましょう。

4.給水と食後の運動

メーカーによっては「ドックフードと一緒に水を飲めるように」と書かれていることもあるように、清潔な水を自由に飲みたいだけ飲めるようにしておくようにしましょう。食後に急に給水や運動をすると胃捻転の心配があるとも言われています。できれば、2~30分あけてからお水を与えることにしましょう。

運動に関しては、理想としては2時間くらいあけてからがベストです。食後はできるだけ興奮させないようにしましょう。子犬の時期には健康管理、スキンシップやお手入れ、遊びや社会化、トイレのしつけなど気を配ることはたくさんありますが、子犬の時期にしっかりとお世話していくなら健康で長生きすることができるでしょう。