ワンちゃんに与えてはいけない食べ物10選

ワンちゃんが食べてはいけないものって知っていますか？人間には美味しくても、犬とっては危険な食べ物をご紹介します。

「ワンちゃんが食べてはいけないものってあるの？」犬にとって危険な食べ物とは？

犬と人間は同じ空間で生活しています。しかし、食べ物には大きな違いをつけなければいけません。どうしてでしょうか？それは、人間にとっては食べて良いものでも、犬にとっては食べてはいけないものがあるからです。

その食べ物は犬にどんな影響を与えるでしょうか？多くの場合、中毒症状となり命の危険にまで発展します。

飼い主として、犬が食べてはいけないものを是非とも知っておきたいですよね。これから、ワンちゃんが特に食べてはいけないものを紹介しますね。

タマネギは犬が食べてはいけないものの代表ともいえるものです。犬にタマネギを与えることは絶対に避けましょう。仮に少量であったとしても中毒症状があらわれてしまいます。

タマネギは生でも、加熱したものでも食べてはいけません。ワンちゃんが生のタマネギをかじることは無いかもしれません。しかし、料理の中に入っているタマネギを食べる可能性はありますよね。

タマネギを一緒に煮込んだスープもダメです。カレー、シチュー、野菜スープ、その他の料理にはタマネギがよく用いられます。

人間の食事を与えないようにすることで、タマネギ中毒を防ぎましょう。

タマネギと同様、ネギ類も与えてはいけません。同様の中毒になります。

ネギにはアリルプロピルジスルファイドという成分が含まれています。これが原因となって中毒症状を起こすのです。中毒症状になると、貧血になったり、身体が震えたり、ひどい場合には呼吸困難に陥ることもあります。

是非とも避けたい食べ物の1つです。

ニラも犬には与えてはいけない食べ物です。ニラにはアリシンが含まれており、ヘモグロビンを破壊してしまいます。それによって中毒症状が起こってしまうのです。

ニラ自体の香りが強いため、犬は好んでニラを食べようとはしないでしょう。それでも料理に含まれているニラは他の味や香りによって気にならないかもしれません。ニラを使う料理をしている時には要注意です。

人間にとっては季節を感じさせる美味しい食材ですね。ギンナンも犬には与えてはいけない食べ物です。

ギンナンにはメチルビリドキシンという成分が含まれています。この成分が中毒症状を引き起こすようです。たくさん食べてしまうなら、中毒症状によって痙攣してしまうかもしれないのです。

人間にとっては美味しい飲み物ですが、犬にとっては致命的です。コーヒーや緑茶、紅茶にはカフェインがたくさん含まれています。

犬がカフェインを摂取するとどうなるでしょうか？中毒症状を引き起こします。カフェインを摂取してしばらくすると中毒症状があらわれ始めるでしょう。最悪、死に至ることもありますから注意しましょう。

飲み物だけでなく、コーヒーやお茶が含まれた食品でもカフェインが残っているかもしれません。注意しましょう。

犬にチョコレートを与えてはいけないことはよく知られていますね。カカオの成分が犬の中枢神経に悪影響を及ぼすようです。人間のチョコレートは強い甘みがあります。犬は濃い味付けを好みますから、チョコレートを舐めさせると勢いよく食べてしまうでしょう。

飼い主さんだけでなく、家族にもこの点を知らせておくと良いでしょう。「子供がチョコレートを分けてあげた」ということが起こりうるのです。

アルコール飲料やアルコール含有食品も犬にとっては危険な食べ物と言えます。

人間はアルコールを分解できる酵素をもっていますが、犬はそうではありません。すぐにアルコール中毒になるのです。嘔吐や下痢、呼吸困難などと続き、命にかかわることもあります。

絶対に興味本位で与えてはいけません。

生のイカは犬には危険だと言われています。これには、イカの臓器が関係しているようです。イカの内臓を食べ続けるなら、ビタミンB1欠乏症になる可能性があります。

生のほうれん草にはたくさんのシュウ酸が含まれています。シュウ酸を摂取しすぎるなら、結石の原因となります。犬は食べてはいけないものです。

アク抜きをしたほうれん草であれば、食べることができますので、正しいアク抜きの方法を覚えておくと良いでしょう。

人間用の加工食品のほとんどすべては、犬が食べてはいけないものです。

どうしてでしょうか？

なぜなら、たくさんの塩分が含まれていることが多いからです。人間にとっては問題なくとも、犬にとっては害があるのです。塩分過多の食事を繰り返すなら、心臓病のリスクが高まります。

犬にとって危険な食べ物が分かりましたね。これらを避けて、いつも安全で優しいごはんを提供してあげてくださいね。