ドッグフードを切り替える際に気を付けるべきこと
犬が成長するにつれて、ドッグフードも切り替えなければいけません。ライフステージ別のドッグフードの選び方を知ってくことは大切です。ドッグフードを切り替える際に気を付けるべきことをご紹介しますね。
ドッグフードを切り替える際に気を付けるべきことは?
犬の身体が必要とするものは、年齢や時期に応じて変わっていくものです。ですから、愛犬のドッグフードを切り替えることは大切です。
どのように切り替えることが出来るのでしょうか?また、ドッグフードを切り替える際にはどんなことを気を付けるべきなのでしょうか?
いくつか大切なポイントをご紹介しますね。
ドッグフードをライフステージ別に切り替える
ドッグフードを切り替えるポイントとなるのは、ライフステージの変化です。どんなドッグフードを与えるかは犬のライフステージ別に変わってくるのです。
生まれたばかりの赤ちゃんであれば、母犬の母乳がフードとなります。幼犬期のドッグフードと成犬期のドッグフードは異なっていなければいけません。なぜなら、それぞれのステージで必要とする栄養素やカロリーが異なるからなのです。
ですから、最初にライフステージ別に必要なドッグフードを知っておかなければいけません。後の項目で、この点を取り上げますね。
ドッグフードは徐々に切り替える
ドッグフードは徐々に切り替えるようにしましょう。ある日を境に、別のドッグフードに切り替えてはいけません。犬もビックリしてしまうでしょう。
以前食べていたドッグフードの量を減らし、新しいドッグフードを混ぜることが出来ます。
1日ごとに新しいドッグフードの割合を増やしていくことが出来ます。10日ほどすれば、完全に新しいドッグフードに切り替わっていても問題ないでしょう。犬は違和感を覚えることがありません。
1日に必要なカロリーを与える
切り替える時には、1日に必要なカロリーを与えているか考えます。ドッグフードが変われば、同じ量を与えていたとしても摂取カロリーが変わるものです。極端にカロリーが増えたり減ったりすることが無いようにしましょう。
食事の回数を工夫する
ドッグフードを切り替えるなら、与える量自体も変わってくることがあります。今までよりもたくさん食べなければいけなくなったり、逆に少なくなったりします。
そんな場合は、食事の回数を増やすようにしましょう。1度に食べられる量が変わらなくても、回数を増やせば、たくさん食べることが出来ます。
逆に、カロリーや量が少なくなって物足りなさそうであれば、1日の量は変えず、回数を増やすようにしましょう。空腹である時間が少なくなるので、不満を感じづらいのです。
消化できているかを観察する
ドッグフードが切り替わるということは、消化するものが変わるということです。今までであれば、問題なく消化できていたとしても、新しいドッグフードでは消化不良を起こしている可能性があります。
犬のうんちを観察しましょう。下痢や軟便になっていないか確認してください。消化不良が続くなら、別のドッグフードに変更したほうが良いでしょう。
ライフステージ別のドッグフードの選び方
ドッグフードを切り替える際に気を付けるポイントが分かりましたね。その中でも大切なのは、ライフステージ別にドッグフードを切り替えることでした。これからライフステージ別のドッグフードの選び方をご紹介しますね。
幼犬期
この時期に犬の身体が大きくなります。たくさんのエネルギーを必要とします。
「子犬用・幼犬用」のドッグフードを選びましょう。成犬用のドッグフードに比べて高タンパク、高脂質、高カロリーなのが特徴です。
幼犬の胃は小さいので、食事の回数を多くして必要なカロリーを摂取してもらいましょう。
成犬期
成犬期はライフステージの中でも一番長い期間です。身体は安定していますので、維持させるための選び方が大切です。
「成犬用」のドッグフードを選びましょう。体重や運動量によって必要なカロリーは異なります。ドッグフードごとの給与目安を参考にしてください。
妊娠・授乳期
妊娠・授乳期の犬は、成犬用のドッグフードではだめです。この期間にはこうカロリーの食事が必要となります。胎児の身体をつくるためのタンパク質やカルシウム、ビタミン類なども欠かせません。
「妊娠期用」のドッグフードを選びましょう。「子犬用」のドッグフードと必要な栄養素が似ているため、「子犬用・妊娠期用」とセットになっているドッグフードも多いです。
老犬期
老犬に必要なカロリーはかなり少なくなります。成犬期の60%~80%ともいわれています。高タンパクで低脂質、低カロリーの食事がおすすめです。
「老犬用」のドッグフードにしましょう。切り替え時は、不満が出やすいので、徐々に変更することが大切です。
ライフステージ別のドッグフードで健康になろう!!
ドッグフードを切り替える際に気を付けるべきことをお伝えしました。特に大切なのは、ライフステージ別の選び方をすることでした。適切なドッグフードを与えて健康を維持してあげましょう!!